■経営セーフティ共済とは?
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)は、取引先事業者が倒産した際に、中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度です。
契約者は掛金を損金または必要経費に算入しながら800万円まで解約手当金を貯えることができ、取引先が倒産した場合には、無担保・無保証人で掛金の最高10倍(上限8,000万円)まで借入れることができます。掛金納付月数が40か月以上であれば、掛金の全額が戻ってくるので、経営悪化時の資金繰り対策や役員の退職金準備として多くの企業(約62万社)が加入しています。